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米マイクロソフト「ウィンドウズ10」無償提供!スマホ・タブレット市場挽回出来るか?

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米マイクロソフトはは21日、今年後半に発売する次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を発売から1年間、「7」以降の利用者に無償提供すると発表した。

「8」の後継であるにもかかわらず、「飛躍的な進化」をアピールし「10」と名付けた。

これまでの有償提供を転換してスマートフォンのOSとも共通化し、大きく出遅れているスマホ市場で挽回したい考えだ。発売は2015年中になる見通しだ。

12年発売の「8」で、マイクロソフトはデスクトップ画面にタブレット端末のような「タイル」と呼ばれるアプリ起動用の四角い表示を採用。操作はしやすいものの、パソコンで使う場面の多い法人顧客の間では使い慣れない仕様で、他社製品への流出が起こった。

 このため「10」では「7」まで採用していたスタートボタンを復活させるなど、パソコンやマウスでの使いやすさを重視した。

「プライベートと職場で同じように扱えるウィンドウズを作る」。MSのサトヤ・ナデラ最高経営責任者は21日、米西海岸ワシントン州での発表会で狙いを説明した。

パソコン(PC)の世界市場では、OSのシェア約9割を占めるウィンドウズだが、スマホでは米グーグル「アンドロイド」、米アップル「iOS」に大きく水をあけられている。

米調査会社IDCによると、2014年の世界シェアは2・7%に過ぎない。

ウィンドウズ10では、PC用とスマホ用アプリ(応用ソフト)が一本化されるため、開発業者にとってもメリットは大きい。

マイクロソフトでは、「スマホやタブレット端末にもウィンドウズを普及させるため」、無償提供によって「10」の利用者を増やし、スマホなどに誘導したい考えだ。

しかし、スマホ市場では「アンドロイド」「iOS」が圧倒的な存在感を示しており、そこに食い込むのは容易ではない。

OSはあらかじめ端末に組み込まれているため、端末メーカーや通信会社の動向がカギを握ることになる。

PCでは無償提供によって、OSの更新を機に買い替える人と、UPデートする人がどのような割合に成るのか、またスマートフォンのOSとも共通化することによって、「アンドロイド」や「iOS」の牙城を崩すことが出来るのか、気になるところだ。




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