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はやぶさ2の今!イオンエンジン、点火試験成功!

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昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」の航行を支える4基のイオンエンジンが、点火試験に成功したことが8日分かった。4基とも順調に機能したという。

今後、複数のイオンエンジンを組み合わせた試験運転を実施し、航行に必要な推力や姿勢制御などが可能かどうか確認作業を続けるという。 

イオンエンジンは、イオン化した燃料ガスを電気の力で噴射し、推進力を得る。効率良く長期間加速できるのが特徴で、はやぶさ2には4基搭載されている。

イオンエンジンは、初代はやぶさでも7年間の航行を支えたが、1基が打ち上げ直後に故障するなどトラブルも多く、はやぶさ2では初代の経験を踏まえ、信頼性や推力の向上が図られている。

2014年12月3日
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は3日午後1時22分、小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケット26号機を鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた。

1時間47分後にはやぶさ2を分離し、予定の軌道に投入している。

 はやぶさ2は、2010年6月に小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。

今回の目的地の小惑星「1999JU3」には水や有機物があるとみられ、生命の起源を明らかにする手掛かりになると期待される。

 打ち上げから約1年後の15年末に、地球の重力を利用した加速(スイングバイ)で軌道を変更。イオンエンジンを使った航行で18年半ばに小惑星に到着する。

 小惑星には約1年半滞在する。衝突装置で人工クレーターをつくり、表面に降りて地下の物質を採取するなど、計3回の着陸と試料採取に挑む。

19年末に小惑星を出発、20年末に地球に帰還し、試料を収めたカプセルを分離する。カプセルはオーストラリアの砂漠地帯に落下し、回収される見込み。



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