スズキが8年ぶりに首位奪還も！どうなる？２０１５年の軽自動車販売？

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終盤まで激しい首位争いが続いていた2014年の軽自動車販売シェアは、スズキが僅差でダイハツ工業を抑え、8年ぶりにトップの座を奪還した。

軽各社は消費者の「遊び心」に訴える新商品を続々投入し、新車販売全体に占める軽の割合も初めて4割を超えた。ただ、スズキとダイハツ工業の2強による販売競争が台数を押し上げた面も大きく、両社を中心に「消耗戦」を繰り広げている。

14年のスズキの販売台数は過去最高の70万9083台。ダイハツとの接戦をわずか3000台弱の差で制した。

スポーツ用多目的車（SUV）の要素を取り込んだ新型車「ハスラー」の、当初の想定を上回る大ヒットが奏功した。

軽自動車の売れ行きは、消費税増税の影響をはね返したかのように見える。

ただ実態は、販売店が実績を上積みするために自ら購入し、その後に転売する「未使用車」の増加が目立つと指摘される。

特に、首位争いが佳境を迎えた12月は、スズキの販売台数が前年同月を5割、ダイハツも4割上回る「異常な水準」に膨らんでいる。　

軽は新車販売全体に占める比率も初めて４割を超えるなど存在感が高まっている。

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